クイリング・レリクアリーについて。
*修道会で作製されてきた。
*17~19世紀に家庭や修道院で使用されていた。
*紙、蜜蝋、アイボリー、ガラス、クリスタルなどのオーナメントで飾られたレリック。
*ローマやエルサレムから戻ってきた巡礼者らが持って帰ってきたものをクイリングで飾り立てる
*この作業は修道女によって行われた。
*別の時代にはローマへ巡礼することができない信者や隠遁生活をしている修道院の修道女らの代理の内面の巡礼地の役割を果たした。
*これらは芸術作品として作られたのではなく、禁欲の印、信仰の証として作製された。
*金や他の色の紙でくるっと巻いたもので花のモチーフなどを作り、これらにビーズや貝、珊瑚、聖人のものとされる骨の断片、ガラスの破片、羊皮紙などでかざりつけて作製される。