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まずは白百合。この花は純潔、イノセンス、高潔などを意味するシンボルで、特に聖母マリアに結び付けられる花として有名です。たとえば、受胎告知が描かれた絵画においては、ガブリエルがマリアの純潔さを示すために白百合を携えていたり、マリアの傍らにこの花が置かれたりします。また同時にこれは、イエスの母として選ばれたマリアの高潔さに敬意を表していることの証からだとも言えるのだそうです。 ところで、小さなイエスを抱いた聖アンソニーもこのゆりの花と一緒に描かれることがよくあります。その理由は、聖母マリアに対する敬意と同様のものが聖アンソニーに払われているからだとか。つまり、親ではない者に子供を抱えさせるということは、その人に対し大きな信頼がなければなりません。この信頼が聖アンソニーに与えられ、そしてイエスを抱えることができる者としての高潔さに対する敬意の表れなのだそうです。 奥が深いです。
by govinda312
| 2010-09-14 10:21
| Catholic and religio
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