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スカプラリオとは、2枚の小さな布を1本のリボン(もしくは紐)でつなぎ合わせたもので、不思議なメダイと同様、聖母マリア様からのキリスト教徒への贈り物です。各修道会により、色がきまっており、初めて使用するときには、着衣式があるということで、どことなく厳格な印象を受けます。とくに有名なものは、カルメル山の聖母の茶色のウール製スカプラリオで、一枚の布にはカルメル山の聖母、もう一枚にはキリストが描かれています。この形のものは、特にヨーロッパやアメリカで着用されているものです。
ところが、ブラジルのは、布製ではありません。プラスティックや金属でできていて、お守りとして使用する人もいれば、教会とは関係なく、単にアクセサリーとして使用する人もいるのです!そのせいか、ここブラジルでは修道会の決まりにとらわれず、素材も自由で、種類も豊富。着衣式もあるのか疑問です。数年前の宗教雑貨ブームのときには、いろいろなデザイナーがスタイリッシュなオリジナル・スカプラリオを作り、リオの人たちの間で、アクセサリーとして、とても流行していました。 私が感じる限りでは、スカプラリオの不思議は、お国が変わると、その素材が変わること。たとえば、これがペルーやアルゼンチンに行くと、布やフェルトに刺繍をしたものなどがあり、こちらは完璧ハンドメイド。 個人的には、この手作りものに惹かれますが、ヨーロッパで使用されていた昔のスカプラリオも渋くてなかなか捨てがたい。 とまあ、ざっと見ただけでも場所によってこのような違いがあるのだから、もっと細かく調べたら、もっともっと違いがあるような気がします。また何か発見があれば、お知らせしたいと思います。 こちらはペルー製カルメル山の聖母の茶色のスカプラリオ。刺繍でできているのがなんともいい。 こちらはブラジル製プラスチックのスカプラリオ。聖フランシスコとキリストが描かれています。ブラジルにはいろいろな聖人のスカプラリオがあり、自分の好きな聖人のものを着用します。
by govinda312
| 2009-12-14 12:13
| Catholic and religio
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